food bijoux story〜あなたへ贈る最初の溢れる日々〜"HATSUGA2011ご予約特典本ができました(現本)"



暑中お見舞い
オーロラなのかと想ってみあげれば
雨あがりにかかった
かわる間際の心もよう
やたらと長いかかった虹をしのぐように
わたしら決まって
ささやきあうんだ
こうやって日常をつないで
こうやって間際の時間だけで
それだけで
わたしらはつながっていない
わたしらをつないでいるもの
今年もこんな季節になったね
あなたは言う
1年がこうやってすぎてゆく
トキメキ道沿いにある
情熱と出会いの交差点は
ゆきかう生物の声であふれていて
人がたくさん集う
この世界で
わたしらの会話がかき消されてしまわぬよう
自然ともっと距離を近づけて
だんだん似てきたねって
そして 笑ってた
わたしらをつないでいるもの
あなたの鼻歌が
わたしにいつの間にかうつったね
その先に
夕暮れが綺麗だって
あなたはいう
まだまだどんなにわかりあえない
互いの心を
照らす光をみつけて
空を見上げる
たぶん
この空の下に
ただ迷わしく 叶えたい 夏の憧れを
あなたと探して
不安をかき消すように
涙をふいて
手をふってしまったら
これで さようならなのかって
ふたり同じことを考えているのかなって
離れてゆく距離を
想い出を
手を
四季折々を
詩を
つなぎあわせてゆくんだね
揺れる心が
日常の中で
かき消されてしまうまえに
日々変わっていくことを
つかまえてかえろう
いま かわってゆく間際の心もよう
わたしらきまって
帰り道はさびしくて
遠くなっていく
探していたあなたにだけ
またね
かえるべき場所の途中

かしこ
【food bijoux story 〜あなたへ贈る最初の溢れる日々〜より】